こんにちは。脱サラ漫画家のトクナガです。
今回は「脱サラに必要なもの」をテーマに記事を書いていこうと思います。
僕は会社を辞めて、現在は漫画家兼アフィリエイターとして生活をしています。2014年の夏まで会社員をしていました。
実際に脱サラしてみて、「これは必要だったな」と思うことも多かったです。反対に「これは杞憂だったな」と思うこともあります。今ならもっとスムーズに脱サラする自信があります(笑)。
そんな僕の実体験から、脱サラに必要なものを3つ挙げていこうと思います。僕の脱サラにとっては最低限必要なものでした。
これから脱サラを考えている方に、少しでも参考になれば幸いです。
目次
脱サラで最低限必要なもの【実際に脱サラして思った3つ】
僕が実際に脱サラをして思った「最低限必要なもの」は以下の3つ。
- お金
- 精神力
- スケジュール
①「お金」
脱サラに必要なもの一つ目は、「お金」。
脱サラしてすぐに安定した収入源があればいいですが、収入が安定しない状態で脱サラする方も多いと思います。私が脱サラした時は、半年間は無職で無収入の状態でした。
収入ゼロとはいかなくても、安定した定期収入が無くなることは事実。脱サラにお金は必要なものとなってきます。
脱サラ自体にお金はかかりませんが、生活に関わる最低費用はかかってきます。主に以下の費用が必要になってきますね。
- 住民税
- 国民健康保険
- 国民年金
- 家賃
- 水道代・電気代・ガス代
- 通信費
- 食費
保険、年金関係は、会社員時代と多少変化がありますが、基本的には同じ。ちなみに、各費用の平均値を合算すると月に164,490円かかる計算になります。
あくまで大まかな平均なので、参考値でしかないですが、結構お金がかかりますよね。
年間に直すと、1,973,880円。1年で200万円近くのお金が必要なものになってきます。脱サラ後、収入が安定するまではツラいですね。脱サラする時は、ある程度の貯金があった方がよさそうです。
私が脱サラしたした時は、250万円近くの貯金がありました。しばらくは貯金を切り崩す生活でした。
②「精神力」
脱サラに必要なもの二つ目は、「精神力」。
僕は脱サラして漫画家を目指しました。ある程度貯金もしていたので、とにかく漫画漬けの毎日。脱サラして最初の1週間は開放感でいっぱいでした。ですが、その後が辛かった。
精神力が必要なものになってくるのは、2週間後以降でした。
脱サラ後しばらくは、無職で無収入の状態が続きました。半年間くらいは無収入で、会社員時代の貯金を切り崩す日々。
上でも書きましたが、脱サラして収入が無くなったとしても、生活にかかるお金は基本的には変わりません。日々お金は消費されていきます。毎日赤字。毎日貯金が少なくなっていくのを実感します。
脱サラした当時の僕には、貯金通帳を記帳することが恐怖でした。ですが、自分の現状を知るためにも残りのお金は知っておく必要がある。そんなジレンマの中での日々でした。
脱サラして2、3か月目は、特に精神的に辛かったです。先の見えない恐怖で長く暗いトンネルに入ったような気分になった時もあります。なんとか収入のあてができて、精神的にも安定してきたのは半年経ってから。
僕は自分の経験から脱サラをする時は、強い精神力・覚悟が必要なものだと思いしらされました。
脱サラ直後は、朝起きて「今日は会社に行かなくてもいいんだ!!」という喜びでいっぱいなんです。
③「スケジュール」
脱サラに必要なもの三つ目は、「スケジュール」。
これは「お金」「精神力」に関係してくる必要なものです。脱サラ後、収入が安定しない。もしくは収入ゼロの状態では、お金は無くなっていきます。そして、そんな経済状態では精神的にもよくありません。
そんな時に必要なものになってくるのが、「スケジュール」。脱サラ後、いつまでに何をして、いくらくらいの収入を得る計画なのか。スケジュールを立てることで精神的にも安定します。
私の場合は、脱サラ後1年間は漫画家になることに集中する計画でした。そのための脱サラ資金として250万円を貯めました。
スケジュールが決まっていると、収入が安定しなくても計画のうち。ある程度は精神的に楽になります。
逆にスケジュールを決めていないと、焦りばかり募ってしまいます。焦ってばかりだと、やりたいことにも中々集中できません。
脱サラ前に、「〇か月後までは充電期間。〇か月後までは準備期間。〇か月後から新しい仕事スタート」のように、大まかでも良いので脱サラ後のスケジュールを決めておくとよいと思います。
スケジュールが決まると、必要なお金も決まります。なるべく計画的に脱サラすることがベター。
「スムーズに進んでいるのか」それとも「遅れているのか」。スケジュールを基準に考えることができました。