「副収入がほしい!」そう考えるサラリーマンは少なくないと思います。
私もサラリーマン時代はいつも副収入のことを考えていました。会社からの給料だけでは正直先行きが不安だったんですよね。
副収入方法の一つとして考えていたのが、投資。結局サラリーマン時代には実施しませんでした。ですが、フリーランスとなった今でも現在進行形で投資を検討しています。
サラリーマンの時以上に先行きが不安なので(笑)。
というワケで、「投資に興味はあるけど何から始めたらいいか分からない」という方向け(自分含む)に投資情報を集めてみました。
メリット・デメリットを含めて、「サラリーマンにおすすめできるポイント」もそれぞれまとめています。
目次
投資は大きく分けて2種類
投資の一番の目的は「お金を増やすこと」です。
投資によってお金を得る方法は2種類あります。「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」。
- インカムゲイン
- キャピタルゲイン
収益の種類は一つの目安になります。種類を知ったうえで、自分に合った投資を選んでいくのが得策です。
インカムゲイン
インカムゲインとは、資産を保有することで得られる定期的な収益。
「株式の配当金」「債券の利息」「不動産の家賃」などがインカムゲインにあたります。
特徴は定期的な収益であるという点。大きな利益を得るというよりは、少額を安定的に得ていくというイメージですね。リスクよりも安定重視の収益の種類です。
キャピタルゲイン
キャピタルゲインとは、資産の売買によって生じる収益。
「株式の売買益」「不動産の売買」などがキャピタルゲインにあたります。買った時よりも、高く売ることで収益を出すことが出来ます。
特徴はリスクが高い分、大きな収益を狙えるという点。安定重視のインカムゲインとは対照的に収益重視の方法だといういうことが出来ます。
投資する上での注意点
投資をする上での一番の注意点は、「少額投資から始める」という点。
投資をしたことで、必ず収益が上がるとは限りません。場合によっては資産を減らすこと可能性もあります。投資をする上ではそのリスクを避けることはできません。
そのため投資をする上では、「最悪無くなっても良いお金」で始めることをおすすめします。
特に投資初心者の方は、少額投資を強くおすすめします。分からないまま投資をして、分からないまま資産が減ってしまうと精神的なショックが大きいですよね。
大切な資産を失ってしまうと、一気に投資への熱は冷めます。そうなって投資を辞めてしまうのはもったいないです。
少額でスタートさせて「資産が減るリスク」を体感。その上で中長期的な投資を進めていくのが良いと思います。
実際に投資をしている人に聞いたり、サイトを調べたりして思った結論です。私もまずは少額投資から始めてみようと思います。
サラリーマンの方も、まずは自分のお小遣いの範囲内で投資をしてみてはいかがでしょうか。
副収入を得たい!サラリーマンにおすすめの投資7選
投資初心者の僕が興味を持った投資を7つ紹介していきます。
この記事を書いている時点では、僕はまだ投資を開始していません。初心者の目線で投資の種類をまとめていきます。
メジャーな投資先から、マイナーな投資先までピックアップしてみました。メリット・デメリットをざっと紹介していきますね。
- ①「株式投資」
- ②「FX(外貨預金)」
- ③「投資信託」
- ④「不動産投資」
- ⑤「債券投資」
- ⑥「コインロッカー投資」
- ⑦「仮想通貨投資」
①「株式投資」
一つ目は「株式投資」。
メジャーな投資ですよね。投資といえば「株式投資」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
株式市場に上場している企業の株式を保有、または売却して収益を得る方法です。
保有することで配当金が得られる場合もあります(無い場合もある)。また、株式を売って収益を出すことも可能です。
インカムゲイン(配当金)と、キャピタルゲイン(売却益)の2種類の収益方法をとることが出来る投資です。
- 売却益を得ることができる
- 配当金がある株式もある
■デメリット
- 株式の値下がりで損する場合がある
②「FX(外貨預金)」
二つ目は「FX(外貨預金)」。
ドル、円、ポンドなどの通貨の売買によって収益を得る方法です。大きな特徴として、「レバレッジをかけることができる」点があります。
自分の手持ちの金額の何倍もの通貨を取引することができる「レバレッジ」。FXの大きな特徴ですが、大きなリスクを得られる反面、リスクも大きくなります。
- レバレッジをかけることが可能
- 少額でも大きな金額を狙うこともできる
■デメリット
- 証拠金以上の金額を損失する可能性がある
- 急激な為替変動が起きた時は注文を拒否される可能性もある
FXでお金が「溶けた(一瞬で無くなった)」という話も聞きます。リスクヘッジをして自分の資産を溶かさないようにしないといけないですね。気を付けないと副収入どことではなくなってしまいます。
■サラリーマンおすすめポイント
サラリーマンのおすすめポイントは、これも株式投資と同じく「情報交換しやすい」という点です。
③「投資信託」
三つ目は、「投資信託」。
投資信託を一言でまとめると「投資のプロにお金を預けて、増やしてもらう」こと。文字通り「投資を信じて託すこと」です。
投資のプロが成功すれば、収益が得られます。投資が失敗すれば、預けたお金が減ります。
自分の作業としては「お金を預けること」だけ。あとはプロが運用してくれます。手間がかからず気軽に始めることができるという点は大きなメリットです。ですが、手数料がとられるというデメリットもあります。
- 手間がかからない
- 少額から始めることができる
■デメリット
- 手数料がかかる
- 預けたお金が減ることもある
今回紹介する投資の中で一番興味のある投資先です。余剰資金を投資信託で運用しようかと真剣に検討中です。
■サラリーマンおすすめポイント
サラリーマンのおすすめポイントは、「手間がかからない」という点。本業で忙しくて副収入に手を回す余裕がない方でも、投資信託であれば実践できそうです。
④「不動産投資」
四つ目は、「不動産投資」。
マンションやアパートなどの不動産を購入し、その家賃収入を得る方法です。サラリーマンの副収入方法として大きく注目されています。
サラリーマンにおすすめな理由として、「お金を借りやすいから」という点があります。
不動産投資は、銀行からお金を借りて不動産を購入するという方法がとられる場合が多いようです。会社からの定期収入のあるサラリーマンは、銀行からすると信用度の高い人物。
そのため、銀行はお金を貸しやすいし、購入者であるサラリーマンはお金を借りやすいようです。
不動産投資は、長期的な不労所得を得られることが大きなメリットとしてあります。ですが、空室や滞納、老朽化というリスクも当然あります。
- 不労所得が入る
- 所得税・節税対策にもなる
■デメリット
- 空室のリスクがある
- 建物の老朽化のリスクがある
不動産には大きな資産が必要になります。サラリーマンであれば、銀行でお金を借りることが出来ます。ですが、フリーランスの僕はお金を借りにくい。そういう意味で、不動産投資は厳しいかなと考えています。
■サラリーマンおすすめポイント
サラリーマンのおすすめポイントは、「不労所得」という点。本業が忙しいサラリーマンの方でも、不動産をいくつか持っているとう方はいます。本業以上の副収入になっているという話も聞きます。
⑤「債券投資」
五つ目は「債券投資」。
債券投資を一言でまとめると「お金を貸して利息を得る」ことです。お金を貸す相手が国であれば「国債」。相手が会社であれば「社債」となります。
低金利時代ということもあり、国債、社債で大きな収益を上げることは難しいかもしれません。その反面、大きく損をするメリットが少ない投資でもあります。低リスク低リターンですね。
少額でも安定安全な副収入を得たい方におすすめできる投資と言えます。
- 預金よりも利率の良い金利
- 売却益を狙うこともできる
■デメリット
- 価格変動のリスクがあり、元本より下回る可能性がある
- 倒産・破綻などにより返済が滞るリスクもある
分散投資先の一つとして検討中です。
■サラリーマンおすすめポイント
サラリーマンのおすすめポイントは、「手間がかからない」という点。インカムゲインは、忙しいサラリーマンの方にはおすすめです。
⑥「コインロッカー投資」
六つ目は「コインロッカー投資」。
上で紹介してきたものと比べてマイナーな投資方法です。比較的少額でも始めることができるため、サラリーマンからも注目を集めています。
コインロッカー投資を一言でまとめると「コインロッカーを所有して、売上益を得る方法」です。
毎月の家賃をもらう不動産投資のイメージに近いですね。不動産投資よりも、比較的少額から始めることが出来ます。
コインロッカービジネスの先駆者と呼ばれる株式会社フジのインタビュー記事によれば、「300万円から開業可能」だそうです。
- 少額で投資が可能
- 開業資金以外のコストはほとんど必要としない
- 東京オリンピック景気の恩恵があるかも
■デメリット
- 移設のリスク
- 場所によって売上が少ない場合もある
一時期熱心に調べてました(笑)。上手くいけば4年で初期投資を回収することができるという話も聞きます。ですが、大きなリターンは大きなリスクの裏返しです。
比較的少額とは言っても、開業資金300万円は勇気いりますよね。
■サラリーマンおすすめポイント
サラリーマンのおすすめポイントは、「手間がかからない」。これも不動産投資や債券投資と同じくインカムゲインの一つですね。余剰資金がある方の副収入としては良いかもしれません。
ただ、まだまだ情報が少ないんですよね。そういう意味でのリスクはぬぐい切れません。
⑦「仮想通貨投資」
七つ目は「仮想通貨投資」。
最後に、最近話題の仮想通貨について紹介していきます。投資ではなく投機であるという指摘もあるとは思いますが、ここでは便宜上「投資」と記載させていただきます。
仮想通貨というのは、電子上の通貨。紙幣は貨幣のように実体を持ちません。suicaやnaancoなどの電子マネーと似ていますが、法定通貨と換金性がある点で異なります。
また、株式のように値上がり・値下がりなど価格の変動があります。つまり、売却益を得ることが可能です。もちろんリスクも生じることになります。
- 通貨によっては数十倍に値上がりするものもある
- 少額でも始めることができる
■デメリット
- 取引所がハッキングされるリスクがある
- 黎明期のため、予測不能なトラブルが起こるリスクがある
実は、すでにいくつかの通貨を購入しています。購入時期と比べて数倍になった通貨もあります。変動の幅が大きいのは魅力。ですが、黎明期ならではのリスクはありますね。
コインチェック騒動も黎明期ならではのトラブルということはできそうです。
■サラリーマンおすすめポイント
サラリーマンのおすすめポイントは、「本業を超える可能性がある」という点。仮想通貨の収入は基本的に売却益です。売買の手間はかかりますが、数十倍、数百倍に価値が上がる通貨もあります。
【おまけ】一番安全なおすすめ投資
今回は、「副収入が欲しいサラリーマン」におすすめの投資先を紹介してきました。
投資の一番の目的は、「お金を増やすこと」です。ですが、お金が増える可能性があるということは、お金が減るリスクもあるということ。
上で紹介してきた投資はすべて「お金が減る」リスクが生じます。投資である以上リスクを避けることは出来ません。
そんな中でも、限りなくリスクの低い投資先があります。それは「自分」への投資です。書籍を買ったり、ビジネススクールに通ったりと、自分の知識を増やすための投資。
自分の知識は、ハッキングによって盗まれたり、不況に影響して価値が下がることはありません。
一番身近な投資先ですよね。一見遠回りな気もしますが、一番堅実で確実な投資先であると言えます。
とはいいつつ、副収入が欲しくて始めた投資先。具体的な投資先が見つかったら、またブログやメルマガで情報を発信していこうと思います。
株式投資に興味が出たのは、一番メジャーな投資方法だからです。メジャーということは、先駆者の知識が出回っているということです。書籍も多く出版されています。
■サラリーマンおすすめポイント
サラリーマンのおすすめポイントは、「情報交換しやすい」点。株式投資はメジャーな投資なので、周囲にもやっている人は多くいます。身近な人から情報を聞き出すことが出来ます。