夢を諦める3つのタイミング【いつ辞める…】

こんにちは脱サラ漫画家の徳永です。

 

今回は「夢を諦めるタイミング」をテーマに記事を書いていきます。

 

夢を追いかけていると、色々な困難が立ちはだかります。すんなり乗り越えられる困難もあれば、何年も同じ困難にぶつかり続けるということもあります。

 

そんな困難の中では「・・・いつまで続けるのか」と迷うこともあると思います。中には「夢を諦めるタイミング」を模索している人も少なくないと思います。

 

というワケで、今回は「夢を諦めるタイミング」を3つ挙げていこうと思います。あくまで一般論でしかないですが、少しでも参考になれば幸いです。

 

トクナガ
僕も「漫画家」という夢があって、一度は「諦める」という選択をしています。そんな自分の経験も書いていこうと思います。

 

目次

夢を諦める【3つのタイミング】

 

夢を諦める主なタイミングを3つ挙げてみました。

 

参考にしたのは、キリンビールが実施した「日本人の夢調査」。調査は2012年に新成人男女各100人を対象に行われたものです。調査の中の「なぜ夢を諦めたのか」の回答で、特に多かった3つを挙げています。

 

パーセンテージも記載しているのですが、以下の三つの理由で全体の過半数以上。63%も占めています。

 

3つのタイミング
  • タイミング①「年齢」
  • タイミング②「お金」
  • タイミング③「才能の限界」

 

トクナガ
僕はどの理由も当てはまりました。どれか一つの理由で諦めるというよりは、複数の理由で夢を諦めるという人が多いような気がします。

 

タイミング①「年齢」

一つ目の夢を諦めるタイミングは、「年齢」。

 

キリンビールが新成人を対象に2012年に実施した調査によると「年齢的限界を感じたから」という回答が13%。「才能の限界」に次いで3番目に多い夢を諦める理由です。

 

この調査は、新成人が対象。年齢の対象が上がれば上がるほど割合は増えると思います。

 

「年齢」というのは、夢を諦めるタイミングとして考えている人も多いはず。この記事を読んでいる方の中にも、一度は年齢を気にしたことがある方も多いと思います。

 

僕も会社を辞めて漫画家を目指そうと思ったときは、年齢を一つの区切りとして考えていました。当時僕が考えていたのは、「30歳までにどうにもならなければ、夢を諦める」。

 

再就職のことを考えて、30歳という年齢設定にしていました。

 

再就職募集の一つの区切りが、30歳なので。募集要項にも「未経験者は~30歳まで」「~32歳まで」という記載をよく見ます。

 

「年齢」というのは、夢を諦めるタイミングとして一つの指標になると思います。

 

トクナガ
それにしても、新成人で年齢を気にするの早いですよね。僕が「漫画家」という夢を抱き始めたのは、新社会人になってからでした。新成人のころは夢なんて特に考えたこともありませんでした。

 

タイミング②「お金」

二つ目の夢を諦めるタイミングは、「お金」。

 

これも新成人対象の調査の中では上位に入る「夢を諦めた理由」。年齢は13%でした。「お金」は全体の17%。2番目に多い理由ですね。

 

お金が無くては生活をしていくことはできません。食事にもお金はかかるし、住む場所にもお金はかかるし、着るものもそうです。衣食住すべてにお金がかかります。

 

夢の種類にもよるかもしれませんが、多くの夢は衣食住の上に成り立つものなはず。

 

そのため、「お金」が一つの夢を諦めるタイミングと考える方が多いのだと思います。

 

僕も夢を諦めるタイミングの一つとして、「お金」のことは考えていました。今でもお金のことは常に考えています。

 

僕が漫画家を目指して脱サラした時、会社員として貯めた250万円の貯金がありました。その貯金が脱サラを決意できた大きな要因でした。

 

収入がなくなっても貯金を切り崩せば生活はしていける

 

そう考えていました。だからこそ、僕の中で貯金が一つのリミットでした。貯金が無くなるときが、夢を諦めるタイミング。そう考えていました。

 

脱サラした後は、半年間ほど無職期間がありました。無収入なので、食費は切り詰めまくっていました。月1万5000円くらいで頑張ってたと思います。ただ、生活するだけでお金はかかっていきます。

 

トクナガ
家賃・電気代・ガス代・水道代・通信費などはどうしてもお金がかかります。「生きているだけでお金ってかかるんだな」と実感した日々でした・・・。今でこそ笑い話ですが、当時の状況を思い出すと全然笑えない。

 

タイミング③「才能の限界」

三つ目の夢を諦めるタイミングは、「才能の限界」。

 

キリンビールの調査によると、「夢を諦めた理由」の中で最も多かった理由です。全体の33%もの新成人が「才能」を理由に夢を諦めるという選択をしています。

 

これもまた夢の種類によりますが、夢を実現するために才能が必要になることもあります。

 

才能なんて関係ない

 

という考え方もあります。ですが僕は実現したい夢の種類によっては、才能は大きく関係すると思っています。

 

走る才能、歌の才能、サッカーの才能、美術の才能、色々な分野で生まれ持った才能は夢の実現に影響してきます。特にスポーツ系の夢は、才能に左右されることことが顕著な気がします。

 

競走馬を例にとってみても、血統によって強い馬と弱い馬が存在しています。そう考えても生まれ持った才能というのは人それぞれあるのではないでしょうか。僕はそう考えています。

 

夢を追いかけている途中で、才能の限界を感じるタイミングもあるはず。

 

特によく聞くのは、「天才に出会って自分の才能との差を感じた」という声。どうして埋めていくのか分からないほどの実力差。そして、その天才でさえもまだまだ夢を叶えられていない。

 

そんな現実を知った時に「夢を諦める」という選択をする人は少なくないと思います。

 

トクナガ

勘も良くて、センスもあって、さらに自分の何倍も努力している。しかも全然満足していない。そんな人と比べてしまうと、自分の才能を信じることができなくなることはあります。

ただ、その絶望を乗り越えて夢を叶える人もいるんでしょうね。

 

夢を諦めないという選択肢

今回は「夢を諦めるタイミング」というテーマで記事を書いてきました。僕が書きたかったのは、「夢を諦めるタイミングを知ってください」。ということではありません。

 

「夢を諦めない」という選択肢もあるのではないかという提案です。無責任な提案ですが、自分のブログなので好き勝手書かせてもらいます。

 

僕は脱サラして、漫画家になって、連載が9か月で終了して、連載案が全く通らなくて、貯金もつき始めて、年齢も徐々に上がっていて・・・という状況で一度「夢を諦める」という選択をしました。

 

漫画家としてやっていくのは難しい。そう感じました。

 

連載を獲得できたとして、その連載が人気連載にならないといけない。単行本を出せて、重版がかかるような人気作にならないといけない。そしてその人気作を何作も出す必要がある。

 

漫画家として生活していくというのは、これらの壁を何十年間も継続して乗り越え続けなくてはいけないということです。知識としては知っていたはずですが、実際にやってみて果てしない道であることを実感しました。

 

もっと言うと、まだまだ存在すら知らない多くの壁を乗り越えないといけない。そう考えた時に、僕は「夢を諦める」という選択をしました。

 

「年齢」「お金」「才能」全てのプレッシャーに耐えられなくなってました。

 

ですが、現在僕は夢を諦めきれていません。違う方向から夢を実現させようと考えています。

 

今は夢を諦める大きな要因となった「お金」という問題を解決しようと思っています。漫画ではなく、他の方法で収入を得ることで解消することができると思っています。

 

「お金」に困らなくなれば、再就職という選択肢も消えて、「年齢」の問題もある程度軽減される。「才能」はアイデアと努力と時間でカバーするしかありません笑

 

取り留めもなくなってしまいましたが、僕が言いたいことはこういうことだと思います↓

 

夢を諦めるタイミングは自分で決めることができる

 

トクナガ
「夢を諦める」という決断も尊重したいですが、「夢を追い続ける」という決断をする人も僕は応援したいと思っています。

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