こんにちは。脱サラ漫画家の徳永です。
今回は「ブログの書き方」をテーマに記事を書いていこうと思います。具体的なポイントを7つ紹介していきます。
ブログの書き方だけでなく、メール文章の書き方で悩んでいる方にも役立つ方法かと思います。
「ブログの書き方が分からない」と悩まれている方は、ぜひ取り入れてみてください。
目次
ブログの書き方【7つの例文】
ブログの書き方のポイントを7つにまとめました。それぞれ例文を交えて紹介していきますね。
- ①「自分の感想を入れる」
- ②「PREP法を意識」
- ③「小学生でも分かる文章を意識」
- ④「改行して読みやすく」
- ⑤「装飾して見やすく」
- ⑥「文章は短く切る」
- ⑦「クチコミをまとめる」
①「自分の感想を入れる」
一つ目のブログの書き方は「自分の感想を入れる」。
ブログの文章の書き方の基本は、「情報+自分の感想」です。個人的には、この部分が一番大事だと思っているので、絶対に意識しておいた方が良いです。
仕入れた情報に対して、自分はどう思ったのか。何を考えているのか。自分独自の感想をブログの文章に入れてください。自分の感想が無ければ、ニュースサイトと変わりません。
また、自分の感想を入れることで、自ずと長い文章を書けるようになります。読者的にも、筆者の感想があることでその情報に対する理解が深まります。
NG例
この「ブラック部活」問題を発信しているのは、公立校に勤務する吉野慶太教諭(仮名)。吉野さんは、SNSを通じて部活問題を発信し続けています。
情報をただまとめただけの文章。この文章だと、ニュースサイトを見るだけで十分です。ブログを読む必要はありませんよね。
ブログを訪れる読者は、ブログを書いている人の感想が見たくて訪問しています。
改善例
↓自分の感想
確かに最近話題になっていますよね。私の友人でも教員をしている人がいて、「部活しんどい」と嘆いていたことを思い出しました。ブラック企業ならぬブラック部活。的を得ているネーミングだと思います。
この「ブラック部活」問題を発信しているのは、公立校に勤務する吉野慶太教諭(仮名)。吉野さんは、SNSを通じて部活問題を発信し続けています。
↓自分の感想
SNSが普及してきたことによって、ブラック部活問題が表面化してきたという感じでしょうか。今までもずっとあった問題が、ようやくの表面化。SNSでの情報交換が、問題解決の糸口になることを期待します。
先ほどの情報に加えて、自分の感想をプラスしてみました。
自分の体験や、感想を交えることで、自分のブログ独自の文章になります。ニュースサイトにはない情報があることが、ブログの特権であると言えます。
「情報+自分の感想」という書き方をすることのもう一つの利点は、「文章が長くなる」という点。
「ブログの書き方が分からない」という悩みは、「長い文章が書けない」に起因する場合も多いと思います。
自分の感想を入れることで、ブログの書き方の悩みから解放されてください。
②「PREP法を意識」
二つ目のブログの書き方は「PREP法を意識」。
PREP法とは、文章やプレゼンテーションにおける文章構成方法の一つです。言ってしまえば「伝わりやすくするための文章テンプレート」。
- P=Point(結論)
- R=Reason(理由)
- E=Example(事例、具体例)
- P=Point(結論を繰り返す)
この方法に従って書けば、文章は各段に読みやすくなります。例文を紹介しますね。
NG例
===============
神経学者のエイドリアン・オーウェン教授は、有志の被験者に対してある実験を行った。十分に睡眠をとった状態と、睡眠が不足した状態での学力テストである。
結果は、睡眠不足の状態でテストを行った場合の方が成績が著しく悪くなった。
睡眠によって、人間は心身のメンテナンスを行っている。だから、睡眠が不足すると体調不良、学習効果の低下などにつながる。
睡眠は大事である。
「睡眠は大事」をテーマに簡単な文章を用意しました。上記例では具体例から入っています。最後まで読めば言いたいことは伝わりますが、途中まで何を意図した文章なのかが分かりません。
これをPREP法にのっとって整理すると、以下のような文章になります。
改善例
===============
P(結論)
睡眠は大事。
R(理由):
睡眠によって、人間は心身のメンテナンスを行っている。だから、睡眠が不足すると体調不良、学習効果の低下などにつながる。
E(具体例)
神経学者のエイドリアン・オーウェン教授は、有志の被験者に対してある実験を行った。十分に睡眠をとった状態と、睡眠が不足した状態での学力テストである。結果は、睡眠不足の状態でテストを行った場合の方が成績が著しく悪くなった。
P(結論)
やはり、睡眠は大事。
理路整然としていて、文章の意味が伝わりやすくなったはず。ブログの文章も、このPREP法を意識することで、読みやすく、分かりやすい文章になります。
高校の小論文の授業で習った気がするPREP法。学生時代はなんとなくスルーしていたけど、今はかなり活用しています。
ブログの文章もそうですし、メールの文章なんかにも活用できますね。
文章の書き方の基本です。
③「小学生でも分かる文章を意識」
三つ目のブログの書き方は「小学生でも分かる文章を意識」。
難解な言い回しや、難しい感じは避けてください。
ブログの文章は、様々な人が読みます。大人も子供も誰でも読みます。実際、僕のブログのユーザーも10代~70代から年齢層が幅広く、海外からアクセスされることもたまにあります。
「小学生でも分かる文章を意識」してブログを書いた方が多くの人に読まれるブログになります。
NG例
会見でたまに聞く「遺憾の意」。「残念である気持ち」という意味です。なんだかすごそうに聞こえますが、一瞬「?」となります。
小学生には理解されないことも多そうです。
改善例
この文章であれば、小学生でも理解できますよね。様々な会見での言葉選びの基準は分かりませんが、ブログではより簡単で分かりやすい文章を心がけてください。
難解な言い回しや、難しい感じばかりだと、一部の読者は「読みにくい」と思って離れていってしまいます。
ブログの命題は「読まれること」です。言い回しによって読者が減るのはもったいなさすぎます。
④「改行して読みやすく」
四つ目のブログの書き方は「改行して読みやすく」。
改行をすることで、ブログの文章はより読みやすくなります。文章ばかりが続くと、目が疲れてしまいますよね。適度なところで改行を入れて文章を構成する方が読みやすいです。
ブログの読者は、文章を「読む」のではなく「見る」ようにして読んでいます。そのため、改行を入れた方が好まれます。
ちなみに、このブログの文章も意識して改行を入れています。
NG例
文章が詰まっていて、読みにくく感じます。
改善例
睡眠によって、人間は心身のメンテナンスを行っている。だから、睡眠が不足すると体調不良、学習効果の低下などにつながる。
神経学者のエイドリアン・オーウェン教授は、有志の被験者に対してある実験を行った。十分に睡眠をとった状態と、睡眠が不足した状態での学力テストである。結果は、睡眠不足の状態でテストを行った場合の方が成績が著しく悪くなった。
やはり、睡眠は大事。
読む端末や好みにもよりますが、改善例の方が読みやすく感じる方の方が多いと思います。
⑤「装飾はやりすぎない」
五つ目のブログの書き方は「装飾はやりすぎない」。
文章中に「文字色」「マーカー」などの装飾を入れることで、読者の注目を集めることができます。ですが、やりすぎは禁物です。
装飾をやりすぎると、読者はどこに注目していいか分からなくなります。ポイントを絞って装飾することで、効果を高めることができます。
NG例
睡眠によって、人間は心身のメンテナンスを行っている。だから、睡眠が不足すると体調不良、学習効果の低下などにつながる。
神経学者のエイドリアン・オーウェン教授は、有志の被験者に対してある実験を行った。十分に睡眠をとった状態と、睡眠が不足した状態での学力テストである。結果は、睡眠不足の状態でテストを行った場合の方が成績が著しく悪くなった。
やはり、睡眠は大事。
これだけの文章の中に、文字装飾がいくつも入っています。これでは、どこに注目していいのか分かりません。文字装飾の目的は、特定の部分を強調して注意を向けさせること。これでは意味がありません。
改善例
睡眠によって、人間は心身のメンテナンスを行っている。だから、睡眠が不足すると体調不良、学習効果の低下などにつながる。
神経学者のエイドリアン・オーウェン教授は、有志の被験者に対してある実験を行った。十分に睡眠をとった状態と、睡眠が不足した状態での学力テストである。結果は、睡眠不足の状態でテストを行った場合の方が成績が著しく悪くなった。
やはり、睡眠は大事。
文字装飾はシンプルに、ポイントを絞るのが大事です。「何を一番に伝えたいのか」を意識して文字装飾してみてください。
文字装飾って簡単にできるので、ついついやりすぎてしまうんですよね。僕もたまにやりすぎます(笑)。
⑥「文章は短く切る」
六つ目のブログの書き方は「文章は短く切る」。
これはブログの書き方というよりも、文章の書き方に近いですね。ブログだけでなく、ビジネス文章や、LINEなどの文章にも活用できます。
文章が長いと、途中で「結局何が言いたいの」と思われてしまいます。文章は短く切った方が断然伝わりやすくなります。
例文を読んでみてください。
NG例
人名も長く、ただでさえ長くなりがちな文章。切れるところで文章は切って短くしてください。
改善例
この文章では「実験を行った」と「発表した」という二つの行為が書かれています。その文章の切れ目で一度文章を切っています。
こうすることで、文章が整理されて読みやすくなります。
僕は、切れるところがあればとことん切っています。
ブログの文章は「読む」のではなく「見る」ように、読まれます。そのため、短い文章の方が読者の目に入りやすいんですよね。
⑦「クチコミをまとめる」
七つ目のブログの書き方は「クチコミをまとめる」。
一番最初の書き方で「自分の感想を入れる」と紹介しました。そこで書いたように、ブログの価値は「感想」にあります。
基本は自分の感想です。ですが、不特定多数の感想も読者にとっては価値がある情報です。そこで、「クチコミ」をまとめるというやり方が有効になってきます。
僕は、ツイッターの埋め込み機能を使って、クチコミを文章に貼ることがよくあります。
ツイート内にあるメニューのマークをクリック。その中の「ツイートをサイトに埋め込む」をクリック。
表示されたコードをコピーします。
コピーしたタグを、ブログの文章に貼り付けます。
※WordPressの場合は「ビジュアルモード」ではなく、「テキストモード」で貼り付けてください。
↓埋め込まれたツイート
初めてライブハウスに行ってみました。良すぎて漫画にしてみました。あと反応ほしくてハッシュタグつけまくってみましたw
#ワンダーワールド #坂口喜咲 #朝が壊れてもあいしてる #栗原ゆう #辻詩音 #姫乃たま #吉河順央 pic.twitter.com/EuSSb5c8Q3— 徳永サトシ@コミカワにて掲載中 (@tokunaga0621) 2016年7月14日