テレビ朝日系で放送されているドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」。その主人公・大門未知子の名言を10個厳選しました。
「ビジネスマン用」というテーマで名言を集めています。読んでいるだけでもやる気の出てくる大門未知子の名言を厳選。
大門未知子は外科医ですが、会社員やフリーランスなど、全ての働く人に通じる数々の名言を残しています。
「失敗しないので」という名言に隠された意味も紹介していきます。
目次
大門未知子の名言 働く全ての方へ【ビジネスマン用】
2012年に放送されてから、未だに新シリーズが作られる人気ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」。
その人気を維持している大きな要因が、主人公・大門未知子のキャラクター。ものすごく特徴的なキャラクターです。
誰に対しても物おじしない強気な態度。そして「失敗しない」という宣言通り本当に失敗しない。すべてのオペを成功に導く圧倒的なスキルの高さ。
そんな大門未知子には、数々の名言があります。名言の多さもドラマの人気を保っている一つの秘訣かもしれませんね。
今回は、「ビジネスマン用」というテーマで大門未知子の名言を集めてみました。10個厳選したので読んでみてください。
患者を救うために自分のできることを全力で行う。大門未知子のことをよく思わない医師たちの権力闘争に正面から向かっていく。
趣味・特技が手術だが、手術以外のことはからっきし。
名言①「私、失敗しないので」
大門未知子一つ目の名言は、「私、失敗しないので」。お決まりの名言ですよね。
大門未知子は、どこの医局にも所属しないフリーランスの医師。自分のオペの腕だけで病院を渡り歩いています。そのスキルの高さは目を見張るものがありますが、本当にすごいのは覚悟の強さ。
医者である大門未知子にとって、手術の失敗は患者の生死に関わります。
「失敗しない」と宣言することで、自分にプレッシャーをかけています。そして本当に失敗しない。
この大門未知子の名言は、ビジネスにも通じる部分があります。
「失敗しない」と最初に言い切ることで、自分にプレッシャーをかけて行動していく。そうすることで目標達成に近づくことができます。
大門未知子のように絶対に失敗しないというワケにはいきません。ですが、「失敗しそう」と嘆きながら行動するよりもよほど良い。
名言②「私には上も下も…」
大門未知子二つ目の名言。
上でも書きましたが、大門未知子はフリーランスの医者。「ドクターX」の物語の中では、医局に所属する医師たちはもれなく権力闘争に巻き込まれています。
多くのしがらみの中で動いています。そんな中で医局に所属しない大門未知子が、権力闘争に影響されることなく患者を助けていきます。
そんな大門未知子の振舞いに爽快感を抱く人も多いのではないでしょうか。
実際の医局がここまで権力闘争にまみれているかは分かりません。ですが、働いている人には少なからず共感できる部分もあるはず。
「現場のことを何も把握していない部長の一言で会議が1時間伸びる」「上司に気を使って、行きたくない飲み会に行く」なんてよくあることかもしれませんね。
名言③「いたしません」
大門未知子三つ目の名言。
一つ目の名言「私、失敗しないので」と同じく、毎回使う決め台詞ですね。大門未知子といえば、「いたしません」という言葉が思い浮かびます。
大門未知子は、手術以外の雑務は一切行いません。書類も書かないし、回診もしない。自分に関係ない仕事は一切しません。
自分を貫いていてものすごくカッコいいですが、会社員だと中々できないですよね。何か仕事を振られても「いたしません」と突っぱねてしまうと、社内での評価は終わります(笑)。
ですが、大門未知子の「いたしません」はビジネスマンにとってすごく重要な意味を持つと思います。
会社員であれば、大門未知子のようにすべての仕事を断ることはできません。ですが、自分一人で仕事を抱えていては潰されてしまいます。
自分の能力を最大限発揮するためには、「いたしません」と断ることも重要かもしれませんね。
「いたしません」をもっと深読みすると、「(私は)いたしません」ともとれます。つまり、誰か他の人に仕事を回すということです。
会社員でも、自営業でも、他の人に仕事を回すというのはすごく大事です。自分ひとりではできなかったことが、チームの力でできるようになることも多いですよね。
名言④「待ってるばかりが人生…」
なんでもかんでも後回しにされて、待ってるばかりが人生のひと
大門未知子四つ目の名言。
グサッとくる人も多いかもしれません。私も刺さりました。名言の中の「待ってるばかりが人生のひと」という部分が特にグサグサきます。
「与えられた仕事ばかりこなす」「指示通りに仕事をこなす」「自分の頭で考えない」
僕が会社員の時は、まさにこうでした。仕事をまわしてもらうのを待ってばかりで、自分から仕事をとりに行こうと思わない。ただ、与えられた仕事をこなすだけ。
当時に自分の心境を振り返ると、「なんでわざわざ自分の仕事増やす必要があるの?」。そう思ってました。大門未知子の言葉もピンときていませんでした。
その後、脱サラして、フリーランスになって、ようやく大門未知子の言葉の意味が分かりました。
フリーランスの状態だと、「仕事を待ってる」だけだと収入が入ることはありません。自分から動いて仕事をとりにいくことは必須。自分の生活がかかった死活問題です。
そのことを実感する毎日です。
名言⑤「オペしたーい!」
大門未知子五つ目の名言。
大門未知子は外科手術を仕事にしています。「趣味はオペ」「特技もオペ」と言うほど、オペ(手術)に生きがいにしています。
「好きこそものの上手なれ」
という言葉もありますが、「仕事が好き」な人はビジネスにおいてものすごく有利です。
「仕事したーい!」と思ってる人と、「仕事したくない。会社行きたくない」と思っている人なら、前者の方が成果を出すのは早いですよね。
「人生の三分の一は仕事」と言われるほど、多くの時間を使います。その仕事が嫌なものだったり、ツラかったりするとすごく損な気がします。できることなら自分の生きがいとなるような仕事を探したいものですよね。
理想論かもしれませんが、自分の人生です。理想を追い求めるべきだと思います。
名言⑥「失敗したくないから…」
あんたは失敗したくないから、自分で切らないってことね
大門未知子六つ目の名言。
一つ目の「失敗しないので」にも通じる名言ですね。
大門未知子の名言を見ていると、「責任」という言葉が浮かんできます。大門未知子は自分の仕事に対して責任を持っています。
「自分の仕事に責任を持つ」というのは、どん仕事にも通じる部分だと思います。
名言⑦「ムダな業務は…」
大名行列なんて、医師免許のないエキストラでもできるし、患者さんにとって迷惑なだけでしょ
大門未知子七つ目の名言。
三つ目の名言「いたしません」に通じる言葉ですね。
大門未知子は「手術」という自分のスキルを最大限に発揮させるために、他の業務は一切行いません。
大門未知子の言葉は、他の医師たちを不快にさせています。ですが、冷静に考えると効率的な考え方ですよね。
名言⑧「目の前の患者…」
そんな御託並べてる暇があったら、目の前の患者救ったら?
大門未知子八つ目の名言。
何よりも患者の命を優先する大門未知子らしい名言ですね。大きな夢を語るよりもまず目の前の患者を救え。シンプルですが刺さる言葉です。
僕は仕事が立て込んでくると、この大門未知子の言葉を思い出します。大きな夢を描くのも良いですが、まずは目の前にある課題を解決していく。
名言⑨「自分のために」
大門未知子九つ目の名言。
短い言葉ですが、核心を捉えているような気がします。
会社員でも、フリーランスでも、仕事はまず”自分のため”にするべきだと思います。
会社員だと”会社の利益のため”と考えている方も多いかもしれません。その考え方を否定するワケではありません。ですが、「自分のため」が抜けてしまうと目的を見失うことになりかねません。
「会社のため」に働いていると、会社が無くなった時に目的を見失う。
「老後のため」に働いていると、老後を迎えた時に目的を失う。
目的を失ってしまえば、「何のために働いていたんだろう・・・」と虚しくなってしまいます。その点、「自分のため」に働いていれば自分が生きている限り目的を見失うことはありません。
軸がブレることはありません。
僕は、仕事でもなんでも「自分のため」が核に無いといけないと考えています。
僕は会社員をしていた時に「何のために仕事をしているのか」目的が分からなくなりました。「自分のために」というのが抜けてしまっていたことを反省しました。
それ以来、「自分のため」を念頭に働いています。
名言⑩「絶対に失敗できない危機感が…」
大門未知子十個目の名言。
最初に紹介した「失敗しないので」につながる名言ですね。大門未知子がなぜ毎回「失敗しないので」と口にするのか。その理由が詰まった言葉です。
大門未知子が「失敗しないので」と、わざわざ毎回言うのには理由があります。
それは自分自身に危機感を持たせるため。口に出すことで自分にプレッシャーをかけています。大門未知子は「失敗しない」のではなく、「失敗できない」という危機感をもって手術に挑んでいるんですね。
そして、その危機感を自分の武器だと自覚しています。だから毎回毎回しつこいくらいに口に出す。
ここに大門未知子の強さがあります。
「夢は口に出した瞬間に8割叶っている」という言葉が印象に残っています。誰の言葉か忘れてしまいましたが、今回紹介した大門未知子の名言に通じる部分があります。
口に出すことで、夢と自分との距離を考えて意識する。そして危機感を持つ。だから夢や目標が叶いやすくなるのかもしれませんね。
僕が特に印象に残ったのは、「失敗しないので」。毎回の決め台詞ですが、この言葉には深い意味が隠されていました。
10個目の名言で、大門未知子が”わざわざ口にする意味”が分かります。