貧乏な生活をしていると「虚しい・・・」と感じることありませんか?
僕は何度も何度も何度も感じたことがあります。虚しい感情ってどんどん連鎖していくんですよね。
というワケで、今回は「貧乏で虚しいと思った瞬間」をテーマに記事を書いていこと思います。重苦しいテーマなので、できるだけ明るく書いていこうと思います!
目次
「貧乏で虚しい」と思った瞬間TOP10
僕は2014年の7月に会社を退職。会社員時代に貯めた250万円の貯金を頼りに漫画家を目指していました。
どうにかデビューすることができて、連載もさせてもらえることになりました。ですが、連載は9か月で終了。そこから貧乏生活が待っていました。
家賃2万5000円の激安アパートに住んでいましたが、収入は5万円。当然収支は赤字。毎月6万円くらいの赤字が出てました。そんな生活の中で「虚しい」と思うことは何度もありました。
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今回の記事のテーマは「貧乏で虚しいと思った瞬間」。僕が貧乏生活の中で虚しいと感じた瞬間を10個紹介します。
せっかくなので、ランキング形式にしてみました!(テーマが暗いので、せめて形式だけでも明るくしてみました笑)
- 第10位「結婚式を…」
- 第9位「旅行に…」
- 第8位「通帳を…」
- 第7位「飲み会で…」
- 第6位「テレビで…」
- 第5位「服はまず…」
- 第4位「コンビニの…」
- 第3位「SNSで…」
- 第2位「地元に…」
- 第1位「家で…」
第10位「結婚式を…」
貧乏で虚しいと思った瞬間第10位は、「友達の結婚式をなんやかんやで断った時」。
「結婚」はめでたいことです。友達が結婚した時などは、全力でお祝いしたいですよね。ですが、結婚式に出席するためにはお金が必要になります。ご祝儀がかなり大きな出費なんですよね。
友人の相場は、大体3万円。
貧乏でなくても大きな金額ですよね。僕はこのご祝儀をケチって友達の結婚式に参加しなかったことがあります。何度かあります・・・。
第9位「旅行に…」
貧乏で虚しいと思った瞬間第9位は、「旅行に行けてないと気づいた時」。
貧乏だった僕が旅行に行けない理由は二つありました。
- 金銭的理由
- 精神的理由
「旅行に行くお金がない」という金銭的な理由も、もちろん大きな理由。ですが、それ以上に精神的な理由で旅行に行くことができませんでした。
「旅行なんて行く暇があったら、仕事しないと」「少しでも仕事の量を増やそう」と思っていました。焦りで、旅行なんて言ってる場合ではないと思い込んでいました。
僕は、「貧乏暇なし」という言葉の通りになってました。
第8位「通帳を…」
貧乏で虚しいと思った瞬間第8位は、「通帳を記帳した時」。
自分の貯金残高を明確に数字で示される瞬間。それが通帳の記帳するタイミングです。数字が示されることで、自分が貧乏だということを客観的に突きつけられます・・・。
こんなに頑張ってるのに、お金は貯まらない。全然貯金できない。そんな虚しい気持ちにさせられます。
第7位「飲み会で…」
貧乏で虚しいと思った瞬間第7位は、「飲み会がツラいと思った時」。
「会社の飲み会がつまらなくてツラい」というのとは少し違います。本来は楽しいはずの友達との飲み会が、ツライと思う瞬間が何度かありました。
ハイボールを1杯飲むごとに、普段の生活の1食分の食費がとんでいく・・・。お金のことが気になりすぎて飲み会を楽しめない時期がありました。
楽しそうな友達の中で、一人虚しい気持ちになってました。
第6位「テレビで…」
貧乏で虚しいと思った瞬間第6位は、「テレビで豪遊してる芸能人を見た時」。
テレビの企画で、お金をバンバン使ったりしますよね。そんな企画を見ているときに虚しくなります。
「自分には一生あんなお金の使い方はできないだろうな」と卑屈な思いに駆られます。そして、好きだったはずの芸人や芸能人のことが若干嫌いに見えてきます。
「ただの嫉妬じゃないか」と我に返った瞬間に虚しい気持ちになりました。
誰かと比較して卑屈になるというのはよくありました。それがたとえテレビの中の芸能人であったとしても同じことでした。それ以来あまりテレビを見なくなりました。
第5位「服はまず…」
貧乏で虚しいと思った瞬間第5位は、「服はまず値札から見る」。
服屋で買い物をしている時、「これいいじゃん!」というお気に入りの服を見つけたとしても、値札を見て一気に興味を無くす事が何度もありました。
そんなことを繰り返しているうちに「買わなくていいか」と、何も買わずに店を出てしまう。そして気づいたら服屋にすら行かなくなったという経験があります。
第4位「コンビニの…」
貧乏で虚しいと思った瞬間第4位は、「コンビニの弁当すら手を出せない」。
コンビニの弁当の相場は大体500円~700円。スーパーの総菜コーナーよりも若干割高ですよね。僕はいまだにコンビニのお弁当に手を出せません。
僕が住んでるアパート(家賃2万5000円)から徒歩1分で行けるコンビニがあるのですが、そこにはいかず徒歩15分かかるスーパーに歩いて通ってました。健康のためとかではなく数百円のために通ってました。
「貧乏暇なし」という言葉は、貧乏の核心をとらえてる言葉だと思います。
第3位「SNSで…」
貧乏で虚しいと思った瞬間第3位は、「SNSで友達が知り合いの朗報を見た時」。
「結婚」「昇進」「転職成功」「海外転勤」などなど。友達の嬉しい知らせを聞いた時、嬉しい出来事なはずですが、素直に喜べないことがありました。
嫉妬心が先に来て、素直に祝うことはできませんでした。
貧乏だと財布もさみしくなりますが、それ以上に心も貧しくなります。僕も貧乏だった時は荒みまくってました。
「嫉妬してもどうにもならない」そんなことは承知の上ので嫉妬。そんな自分を自覚しているからこそ、虚しい気持ちになりました。
第2位「地元に…」
貧乏で虚しいと思った瞬間第2位は、「年末年始も地元に帰れない」。
第9位の「旅行に行けない」に少し近いのですが、貧乏だと地元に帰るのが億劫になります。年末年始、お盆くらいは地元に帰りたいのが本音。地元に帰って友達に会ったりしたいです。
ですが、自分の現状を話したくなさ過ぎて地元に帰りたくないことが何度もありました。「仕事が忙しいから」という理由で、何度か一人で年を越しました(笑)。
貧乏で虚しいと思う瞬間を書き出してみて気付いたのは、「誰かと自分を比べた時」に虚しいと感じることが多いということ。知人、友達、芸能人、などと自分の現状を比べて虚しくなる。
誰かと比較しても仕方がないことは分かっているのですが、どうしようもなく比較してしまいます。
第1位「家で…」
貧乏で虚しいと思った瞬間第1位は、「家で一人でいる時」。
仕事が休みで、何もすることがなく家で一人でいる時に虚しいと感じます。どこか遊びに行くにも、旅行に行くのもお金が必要。それなら家でゆっくり。休みの日はそういう選択をすることがありました。
家に一人でいると、ものすごく寂しくなってきます。何もしないでいると暗い妄想もふくらみます。
「実家とも連絡とってないし、家に来るような友達もいないし、もしかしたら死んだあとの腐臭で隣人に通報されるのかな・・・。」
「死んでも迷惑かけるのか、嫌だな・・・。」
みたいなダークな妄想が始まります。家に一人でいる時は要注意です。
第2位の「年末年始も地元に帰れない」という部分で、誰かと比較して嫉妬してしまう。ということを書きました。ですが、誰かと比較して「悔しい」と思っているうちはまだ良いのかもしれません。
本当にまずいのは、そんな気持ちすら起きなくなること。貧乏を受け入れてしまう自分に気づいた時です。そんなときにものすごく虚しい気持ちになります。