夢を諦める時【10の理由】

こんにちは。脱サラ漫画家の徳永です。

 

今回は「夢を諦める時」をテーマに記事を書いていこうと思います。

 

夢が叶う人もいれば、夢を諦めるという人もいます。割合で言うと、「諦める」という人が多いはず。あくまで割合の話ですが、僕の経験談で言うと圧倒的に諦める人が多い。

 

「漫画家をしている」と話すと、「俺も若いころは〇〇になりたかった」という話をよく聞きます。

 

話を聞く中で特に注意して聞いているのは「夢を諦める時」「諦めた理由」です。なぜ夢を諦めることになったのか。人によって様々な理由があります。

 

今回は「夢を諦める時」というテーマで、色々な人の話とネットで調べた結果をまとめてみました。

 

トクナガ
話を聞く中で、僕自身も共感できることが多くありました。

 

夢を諦める時【10の理由】

 

夢を諦める時の理由を10個集めてみました。それぞれ順番に紹介していきますね。暗くなりがちなテーマなので、なるべく明るく書いていこうと思います!!

 

①「自分を信じられなくなった」

一つ目の夢を諦める時の理由は、「自分を信じられなくなった」。

 

夢を追いかけているときは、ただひたすらに自分のことを信じている方も多いはず。僕も夢に向かっていた時は、周囲に何を言われても「自分が一番正しい」と常に思っていました。

 

自分に自信があって、何でもできそうな気持ち。ものすごくモチベーションが高いから、行動も伴ってきます。だからこそ、実際に夢に近づくことができます。

 

ですが、続けているうちに自分が信じられなくなる瞬間が訪れます。何かを失敗した時や、目標としている人と自分との距離に愕然としたりした瞬間に、自分を信じられなくなる時はきます。

 

夢に向かう一番の原動力である「自分を信じる」ということができなくなった時に、夢を諦めるという選択肢が現実味を帯びてきます。

 

トクナガ

僕は自分を信じすぎて、漫画の賞の賞金で生活していくことができると(本気で)思っていました。

「賞金稼ぎするわ俺。漫画で・・・(キリッ)」と友達に豪語していました。友達は苦笑いでした。

 

②「未来が怖くなった」

二つ目の夢を諦める時の理由は、「未来が怖くなった」。

 

夢の種類や人にもよりますが、「夢をおいかけながら、アルバイトしてる」という方の話をよく聞きます。

 

アルバイトがダメだと言いたいワケではありません。ですが、正社員と比較すると、一般的に経済面、安定面で劣ってしまいます。若い内はそれでも問題ないかもしれません。

 

ですが、年齢を重ねるうちに将来への不安は大きくなっていきます。「このままでいいのか」。そんな不安にかられたことがある方も多いのではないでしょうか。

 

僕もそうでした。年齢が上がるごとに、どんどん追い込まれているような気分になることがあります。その不安が夢を追いかけるモチベーションに勝ると「諦める」という選択につながります。

 

トクナガ
街コンに参加した時に「漫画家やってます(連載終了してるけど)」と言ったとき、相手の表情を見て未来が怖くなりました、、、。

 

③「力を出し尽くした」

三つ目の夢を諦める時の理由は、「力を出し尽くした」。

 

自分を信じて夢に向かっているときは、やる気に満ち溢れています。何時間でも作業に没頭できたり、周りの音が消えるほど集中することもあります。

 

ですが、頑張りすぎて燃え尽きることもあるようです。頑張ることは大事ですが、自分のペースを守って頑張ってください。自分のキャパシティを超えてしまうと、力を出し尽くして気力がなくなることもあります。

 

トクナガ
2日連続徹夜した時は、色々なものを”出し尽くした”感じでした。その後1日寝たら復活しましたが。

 

④「夢への距離を思い知った」

四つ目の夢を諦める時の理由は、「夢への距離を思い知った」。

 

夢との自分の距離間が分からないうちは、がむしゃらに向かっていくことができます。ですが、ある程度夢に近づいた時に、夢と自分の位置の距離の遠さに気付く瞬間があります。

 

どれだけ遠いんだ・・・

 

と絶望して夢を諦めるという決断に至ることもあるようです。

トクナガ
印税を計算して、何万部売れたら何円で・・・。というのを計算しだして途中でやめたことがあります。

 

⑤「何も成果が出なかった」

五つ目の夢を諦める時の理由は、「何も成果が出なかった」。

 

「諦めなければ夢は叶う」

 

という言葉はよく聞きます。僕はこの言葉が間違っているとは思いません。ですが、言葉足らずだとも思います。

 

諦めなければ夢は叶う(可能性は高くなる)

 

夢を追いかけている人全員が、願った夢が叶うことはないと思います。叶う人もいれば叶わない人もいるはず。たとえ諦めずに続けていても、夢が叶うとは限りません。

 

自分の思う最大限の努力を続けたとしても、何も成果が出ないなんてことはあります。あるはずです。

 

そんな時に「諦める」という選択をとる場合も多いと思います。

 

トクナガ
モーニングの編集長も「およそ「あきらめなければ夢は必ずかなう」ほど悪質な言説はないと思う。」と発言されています。夢を諦めた漫画家志望を数多く見てきた漫画編集者だからこそ重たい言葉です。

 

⑥「再就職のことを考えた」

六つ目の夢を諦める時の理由は、「再就職のことを考えた」。

 

2つ目の理由の「未来が怖くなった」と近い理由ですね。夢を追いかけている方の中には、定職につかずにアルバイトをして夢に向かっている方もいます。

 

僕もそうでした。ですが、いつも気がかりだったのが再就職のこと。

 

就職を夢への逃げ道にしていました。「年齢のことを考えると、再就職先の選択肢が不安」なんて考えることも多かったです。

 

トクナガ
たまにリクナビNEXTで就職先探して「給料低い」「休日少ない」「業務内容に興味がもてない」とか言いながらモチベーション上げてました・・・。

 

⑦「家族に対する責任を感じた」

七つ目の夢を諦める時の理由は、「家族に対する責任を感じた」。

 

結婚している方や、お子さんがいる人は特に意識する部分かもしれません。家族を養っていくにはお金が必要です。

 

夢に理解があって、協力的な家族だとしても、家族を養っていくという責任を感じる方も多いはず。

 

家族のことを考えて夢を諦めるという方も少なくないと思います。

 

トクナガ
まずは自分が第一!とは思うけど、やっぱり家族のこともを考える時はあります。

 

⑧「お金」

八つ目の夢を諦める時の理由は、「お金」。

 

上でも書きましたが、夢を追いかけるのにはお金がかかります。夢に限らず、何かをするにはお金がかかります。お金がなくては、生活することはできません。健康を保つことも難しくなります。

 

健康な体があってこそ夢を追いかけることができます。「お金」を理由に夢を諦める場合もあります。

 

トクナガ
カイジに出てくる利根川も「金は命より重い…!」という名言を残してます。

 

⑨「何がしたいのか分からなくなった」

九つ目の夢を諦める時の理由は、「何がしたいのか分からなくなった」。

 

夢を夢中で追いかけていると、途中で何をやっているのか分からなくなることがあります。

 

「あれ?今何をしているんだっけ?」「何のためにこんなに辛い思いしてるんだっけ?」「辛い思いがしたいワケではないよな・・・」「何がしたいんだ?俺・・・」

 

みたいな思いがループすることもあります。あくまで僕の経験です(笑)。

 

ふと冷静になった時にこのようなループに陥ることがあります。陥った後に、「そうだこれがやりたかったんだ」と夢を思い出すこともあります。思い出せずに夢を諦めることを選ぶこともあります。

 

トクナガ
文字を見過ぎると、「アレ?こんな文字だったっけ?」と思うゲシュタルト崩壊に似てますね。

 

⑩「夢が変わった」

十個目の夢を諦める時の理由は、「夢が変わった」。

 

夢の途中で、目指す場所が変わることはあります。目指すハードルを下げる場合もあれば、上がることもあります。そして、進む方向が少しずつ変わることがあります。

 

夢を目指す途中で、「コッチの方がいい」「これは嫌だな」などなど色々な情報は増えていきます。その過程で夢が変わるのは自然なことだと思います。

 

夢を諦める時とは違うかもしれませんが、本当によく聞くので紹介してみました。

 

トクナガ
上で紹介したゲシュタルト崩壊を起こさないようにも、一度考えを整理するのもありかもしれませんね。

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