脱サラ後…【悲惨な3つの事例】

こんにちは。脱サラ漫画家のトクナガです。

 

今回は「脱サラして悲惨な結果になった3つの事例」をテーマに記事を書いていきます。

 

最初に言っておくと、僕は脱サラに反対しているワケではありません。僕自身も脱サラを経験しているので、むしろ脱サラしようと思っている方を応援したいと思っています。

 

ですが、脱サラにはリスクがあるということも事実。

 

というワケで、今回は脱サラして悲惨な目にあった事例を3つ紹介します。失礼を承知で、あえて”悲惨”という言葉を使わせてもらいます。お気を悪くされた方は申し訳ございません。

 

目次

脱サラして悲惨な結果に・・・【3つの事例】

「脱サラして悲惨な目にあって、後悔している」

 

そんな事例は、ネットを探せばいくらでもあります。今回は、個人的に気になった3つの事例を紹介します。

 

悲惨...3つの事例
  • 元銀行員の白いたい焼き
  • 30代脱サラ農家
  • 脱サラしてフリーター

 

トクナガ
会社員の方は誰しも考える「脱サラ」。方法を間違えると、悲惨な結果になる場合もあるようです。やはりそれなりのリスクはあります。

 

事例①「元銀行員の白いたい焼き」

一つ目の事例は「元銀行員の白いたい焼き」。

 

2000年代後半に大ヒットした「白いたい焼き」。一時期は多くの地域に展開していました。このブームに乗って脱サラした方が、ネットの掲示板に書き込んだ内容が悲惨だと話題になっています。

 

そろそろ死のうと思ってる。

脱サラして上手く行くと当時は思っていた。 家族に迷惑がかかるから店がヤバくなった時点で離婚。 娘二人とは年に2回ほど会うのみ。 死のうと思ってる。

引用:https://matome.naver.jp/odai/2137578685299391601

 

書き込まれた内容を要約すると「元銀行員が脱サラして、白いたい焼きを始めるが、上手くいかず借金まみれになる。首が回らない状態になっている。」そんな内容でした。

 

ニュースにも取り上げられるほどブームになっていた白いたい焼き。脱サラしてしばらくは、ブームに乗って売り上げも右肩上がりだったそうです。店舗を拡大して、増収を見込んでた。そんな時に急速にブームが沈静化。

 

見込んだ利益は得られず、全ての店舗は閉店。店舗の家賃などによって借金だけが残ったとのこと。ネットで悲惨と表現されるのも無理のない状況。

 

これが一つ目の事例です。

 

トクナガ
モチモチした触感の白いたい焼きは、当時ほんとにブームになってましたよね。僕の住んでいた場所の近所にも店舗がありました。

 

事例②「30代脱サラ農家」

二つ目の事例は「30代脱サラ農家」。

 

脱サラをして、農業を始める方が急増しているそうです。

 

農林水産省の調査によると、2015年に農業を始める方は3570人。2009年の1850人と比べると、倍近く伸びています。新しく農業を始める方向けに国からの支援制度もあるようで、そのことも就農の人数を増やす要因になっているようですね。

 

ですが、現実はそこまで甘くはないようです。ネットで取り上げられていた30代で脱サラして農家になった方の事例を紹介します。

 

給付金目当てに安易に選んだことを後悔しています

引用:http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1467600269/

 

東京でサラリーマンをしていて、34歳の時に給付金の制度を知り、脱サラ。そして農家になったそうです。元々土いじりが好きな方のようですね。

 

農家を始めたはいいけど、経営的には厳しい状況が続いているとつづられています。

 

栽培していた十数品目のうち、リンゴやブドウは2年連続でほぼ全滅。

想定していた量を収穫できたのはブルーベリーくらいで、利益は1年目30万円、2年目70万円といずれも事前に設定していた目標利益を大きく下回っています。給付金がなければ、親子4人の生活すらままならないのが現状です

引用:http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1467600269/

 

また、農業は周囲の農家とのコミュニケーションが必須のようで、その点でも苦労していることが書かれています。

 

会社に縛られ、上司に縛られる会社員。農家に憧れを抱く方が多いのも分かります。ですが、脱サラして農家になった方が全員順風満帆に行くとは限りません。

 

中には悲惨な結果に陥る場合もあるようです。

 

トクナガ
収穫のない冬には、出稼ぎに出る兼業農家の方も多いようです。収入の厳しさを表しているようです。

 

事例③「脱サラしてフリーター」

三つ目の事例は「脱サラしてフリーター」。

 

実は、これは僕自身の事例です。

 

僕は、2014年7月に脱サラをしました。「半年の無職期間」「9か月間の漫画連載期間」を経て、フリーターになりました。漫画家を目指して脱サラ。連載を獲得できたはいいものの、9か月で連載は終了してしまいました。

 

それからのフリーター生活。一番悲惨なのは、収入面。正社員の給料と比べると、やはりかなり低い。

 

当時僕は、連載の企画案を練っていたのでバイトにかける時間は少なくしていました。当時の月収は5万円。対して支出は10万円弱。毎月4~5万円の赤字でした。

 

僕の例はちょっと特殊なので、一般的な平均年収のグラフを用意しました。データは「平成24年度「就業構造基本調査」」から引用しています。青が正社員。赤がフリーターです。

 

 

グラフを見ると、正社員は年齢が上がるにつれて年収は上昇傾向にあります。一方フリーターは、横這い。最後は少し下がっています。

 

フリーターだと、比較的簡単に職を変えることができるし、働く時間も自分で自由に決めることができます。正社員にはないような”自由さ”があります。

 

ですが、収入が低いと生活はできません。収入を増やすためには働く時間を増やす必要があります。そうなると、どんどん自由は失われていきます。

 

今でも「悲惨だったな・・・」と改めて思います。脱サラしてフリーターになることを否定しているワケではありません。選択肢の一つだと思います。

 

ですが、それなりのリスクがあるということは伝えたい。

 

トクナガ
今では笑い話にできますが、当時は本当に必死でした。先が見えない状態は本当にキツイ。脱サラしたことを少し後悔した時期でもあります。

 

悲惨な結果を回避するために大事な四つのこと

脱サラして、悲惨な結果になった事例(自分を含め)を三つ紹介してきました。今回あえて”悲惨”という強い言葉を使って紹介してきましたが、「脱サラは絶対反対」ということを伝えたいワケではありません。

 

脱サラしようと考えている方に、脱サラのリスクを理解してほしかったから。リスクを理解することで、それを回避してほしいと思ったから。

 

だからより印象に残るように、あえて”悲惨”と呼ばれる事例を紹介しました。

 

脱サラして何かを始めるのであれば、以下の四つを押さえたビジネスを始めるべきだと思っています。この四つを守ることで悲惨な結果を回避することができます。

 

悲惨な結果を回避するために
  • 小資本で始められる
  • 在庫がない(あるいは少ない)
  • 利益率が高い
  • 毎月の定期収入が確保できる

 

実はこれ、ホリエモンこと堀江貴文さんが提唱して話題になった「ビジネス四原則」。

 

脱サラを考えている方は、この四つに当てはまるビジネスを始めることをおすすめします。

 

このブログのタイトルから伝わっていると思いますが、僕の実践している「ブログアフィリエイト」もこの原則に当てはまっています。僕はアフィリエイトを始めて、フリーターから脱却することができました。

 
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